
2019年3月18日から毎日少しずつ新曲のコンセプトのヒントが0:00に公開されていきました。
2019年4月1日には、公式から『Violeta』が『幸福な王子様』の物語をテーマとしていることが発表され、予想が的中していたことをフォロワーさんが教えてくださったりと、カムバ当日は嬉しいことが一度にやってきました。
毎日考察ツイートしていく中で、海外のWIZONE(IZONEのファンの名称)から翻訳してもいいかとメッセージを頂いたり、考察期間だけで約100人が新たにフォローしてくださった内容をご紹介します。
短い映像の中から導き出されるメッセージを読み解いていき、様々なヒントの共通点と繋がりを見いだしながら独自の見解をまとめます。
HEART*IZ キノアルバム Violeta+Sapphire ver.セット&24Photocards【追加特典】追加特典両面フォトカードセット) ¥4,580 Amazon.co.jp
**もくじ**
存在しない花**
【0:38】紫色の花に水色の宝石が落ちてきて、花に触れた瞬間宝石が砕けて紫色だった花はミント色に変わり花開きます。
“紫色”であることから“スミレ”の花かと思いますが、画像を見て頂くとわかるように、スミレの花は花弁が5枚で“葉”の形状があまりに違いすぎます。
葉の形状と蕾の状態だけで見るなら、“スノードロップ”の方が近いですが、スノードロップの花が咲いた形状からするとこちらも違いそうです。
そこで、おそらくこの花は形状ではなく色の変化と起きている現象に注目すべきだと判断しました。
実際に色が変わり魔法のように咲く花は存在しないのです。
衣装のヒントから導かれる花**
次にメンバーが着ている衣装に注目していくと、色が混ざりあってグラデーションになっています。
このヒントから『虹』を思いつきました。
ギリシャ語で虹の意味を持つ『アイリス』の花です。
アイリスの花は色のバリエーションが豊富で、画像以外にもたくさんの色が存在する、まさに“7色の虹”の名にふさわしい花です。
虹色のグラデーションを作るのには最適な花です。
虹の花アイリスの物語**
『アイリス』の花は、ギリシャ語で“虹”を表す“イリス”からその名がつけられました。
イリスとはギリシャ神話に登場する女神の名前です。
女神は通常羽が生えていませんが、イリスは翼を持った天使のような姿をしていました。
天界と地上行き来して、神と人を繋ぐ虹の架け橋のように、メッセンジャーとしての役割を果たしていた女神です。
〜アイリスの花の伝説〜
ギリシャ神話のヘラは
『七色に輝く首飾り』を与え
神の酒3滴をイリスの頭にふりかけ
『大空を渡る虹の女神』に変え
その時酒の“しずく”が地上に落ちて
鮮やかな『アイリスの花』が咲きました
宝石と“目”のヒント**
《引用元》@official_izone
カムバ前にユジンちゃん、ミンジュちゃん、カンちゃんと3回“目”のヒントがツイートされていました。
実は『イリス』という言葉は、瞳を含む『眼球の角膜と水晶体の間にある輪状の薄い膜』すなわち『虹彩』を示す言葉でもあります。
ここに来て“虹”と繋がりました。
そして、“目”のヒントの写真の加工のカットの仕方をみると、宝石のカットと同じようになっています。
そしてこの形は『プリズム(光の屈折)』させる為のカットでもあります。
【0:17】【0:28】動画をよく見ると、レンズの近くをピントが合わない程の距離で、何かが通り過ぎて『プリズム(光の屈折)現象』が起きています。
『宝石(クリスタル)を通して見ている』としたら、この考察に繋がりますね。
宝石をこの形にカットするのは、宝石の中に入った光がより美しく反射するようにする為です。
そして、そのプリズムが生み出す光はまさに虹色です。
宝石の中の光**
色の変化と起きている現象に注目すると、
花の色は『紫→藍→緑(ミント)』に変化しています。
虹の色は『赤橙黄緑青藍紫』なので、紫から始まって赤い色に変わるまでの色の変化と考えられます。
この後の色の変化は『緑(ミント)→黄→橙→赤』と繋がるのかもしれません。
空から落ちてきた宝石は美しい空の色、水色に見えます。
空から落ちてきた宝石には光が差し込み、まるで空と地上の架け橋となった虹の女神『イリス』を思わせます。
“光が宿る宝石が落ちてきて、
花に触れた瞬間砕けて花に光が宿り
美しい虹色の花を咲かせる”
IZ*ONEのメンバーカラーにぴったりのとても美しいコンセプトだと思います。
MV考察はこちらから↓↓
**コンセプト『塗り絵』**
《引用元》@official_izone
プロモーションサイトがオープンとなり、『塗り絵』が登場しました。
COLOR*IZの時と同様、1日ずつメンバーカラーが1色ずつ増えていき、最後には置いてあった2つのサファイアが宝石箱の中にしまわれて、箱を開けるとタイトル曲の1フレーズと共に、メンバー全員のショットが公開されました。
この『塗り絵』から見えてきたのは、2つの物語でした。
『鳥の絵』と『バラの絵』**
壁に注目すると2つの絵が飾られています。
“鳥”と“バラの花”と言えば、
『ナイチンゲールと薔薇』
作者 オスカー・ワイルド
アンデルセンの童話に登場するお話です。
あらすじをまとめたのでご覧ください。
ナイチンゲール(小夜啼鳥)は、今までたくさんの恋の歌や愛の歌を歌ってきたけれど、本当の恋や愛を知りませんでした
貧しい少年は本の中の世界しか知らず
目の前に現れた見た目だけが美しい
身分の高い少女に恋をしました
ナイチンゲールは少年が恋に思い悩む姿を見て
『“真実の恋”をしている人が
ついに私の前に現れた』と想いを寄せます
『赤いバラを持っていけば彼女は僕と踊ってくれるのに、赤いバラがどこにもないんだ』
そう言って泣いている少年の為
ナイチンゲールは赤いバラを探します
しかし、白いバラや黄色のバラはあっても
赤いバラだけ咲いていません
そして、やっと見つけた赤いバラの木は
『今は一輪も咲いていないけれど、心臓に荊をさして、その血によって赤いバラを咲かせることができる』とナイチンゲールに告げます
『喜びなさい、あなたは赤いバラを手に入れることが出来ます、その代わりに私の恋人になってください、それだけが私の望み』
ナイチンゲールは荊に胸を押し当てて
少年の恋の歌から始め
知りうる全ての恋や愛の歌を歌い続けました
そして、荊が心臓に届きバラが赤く染まり出した時最後の歌を歌いました
1人の青年と乙女の、魂の間に芽生えた恋を歌った歌でした
見たこともないほど美しく咲いた赤いバラを
渡すと少女はこう言いました
『とても美しいバラね、でもこのドレスには似合わないわ、この宝石の方が似合うと思わない? 宝石はバラよりずっと価値があるもの』
自分が抱いていた恋心も
手に持つ美しいバラも
『愛なんてくだらない』と投げ捨てて
バラは溝に落ち馬車に潰されてしまいました
そして少年は
本の世界に戻っていってしまいました
参考文献《出典》The Nightingale And The Rose
作者:Oscar Wilde
初めてこのお話を読んだ時『なんて救いのない話なんだろう』と思いました。
このお話のナイチンゲールは恋や愛の歌を歌っているけれど、実際に恋したこともなければ愛が何なのかも、自分で答えが出せていませんでした。
これはまるで現代の“日本のアイドル”のようです。
どれたけ恋愛ソングを歌って踊ろうと、彼女たちは本当の恋や愛が何なのか、想像の中でしか答えが出せていません。
一方、少年は勉強は出来ても外の世界、社会を知りません。
一目惚れして恋に溺れてしまっています。
恋は盲目とでも言うように、恋い焦がれる彼女がいったい何を思い何を考え、どんなものに価値を見出しているのかも知らないまま、想いを募らせています。
IZONEの日本デビューシングル『好きと言わせたい』では、『恋愛』をテーマにする曲を歌っていたので、ナイチンゲールとIZONEに繋がりを感じてしまいます。
ナイチンゲールの恋は死して尚報われることなく、その身体は冷たく地面に横たわったまま誰にも気づかれません。
まるで発しては消えていく声のように、想いを込めた歌もまた消えていってしまいました。
でも、少年に恋をしてその結果“自分の魂から生まれた恋の歌”を歌うことが出来ました。
いつか、日本のアイドル、そしてIZ*ONEのメンバーにも自分自身で『愛』とは何かという答えを見つけて欲しいと思います。
そして、この物語も今改めて読んでみると、一生“本の世界”にいる少年よりも、自分の命をかけて自らの歌を歌えたナイチンゲールは幸せだったのではないかと思えます。
ナイチンゲールの愛の歌は少年の心に届くことなく消えてしまいましたが、青春をアイドルに捧げた少女たちが、いつか『真実の愛』を知って幸せな結末になってくれることを願っています。
『鳥の絵』と『サファイア』**
オスカー・ワイルドは生涯で『鳥』に関するお話を2つ書き上げました。
『ナイチンゲールと薔薇』と『幸福な王子様』です。
このお話は知っている方も多いのではないでしょうか。
なるべく原文に近い言葉であらすじをまとめたのでご覧ください。
ある国に地位も名誉も美貌も兼ね備えていた「幸福の王子」と呼ばれる王子がいました。しかし、王子は若くして死んでしまい悲しんだ国民が王子の銅像を建てました。
体には金箔が貼られ、青い瞳はサファイア、腰の剣には大きいルビーがつけられています。
美しい王子の像は国民に愛されていました。ある日、ツバメが舞い降り王子の銅像が涙を流していることに気付きます。
『生きていた時は美しい世界しか見えていなかった。ここに居るとこの町の醜さと惨めさがすべて見えてしまう。今の僕の心臓は鉛でできているが、それでも泣かずにはいられない』
それからツバメは王子に付いているルビーやサファイアを貧しい人々に届ける手伝いをしていきます。ツバメは冬になる前にエジプトに渡らなければなりませんでしたが、青い瞳の2つのサファイアを失い目が見えなくなった王子の為に、ツバメは旅立つのをやめて残る決断をします。
そして、王子の目になり話を聞かせ王子の体を覆っている金箔を配り続けました。ツバメは言いました。『身体は冷たいのに心は温かいのです』王子は答えます。『ツバメよ、それはお前が善い行いをしているからだよ』雪が降り出し身体が冷たくなり、ツバメは自分の死を悟ります。
『あなたの手にキスをしてもよろしいですか』
『キスをするなら唇にしておくれ、僕はお前を愛しているのだから』
ツバメは王子にそっとキスをした後、そのまま足元に落ちて死んでしまいました。
すると、その瞬間王子の訛りの心臓も2つに割れてしまいました。美しくなくなった王子の像をみた国民は、『もう美しくないから、何の役にも立たない』と像を溶鉱炉で溶かしてしまいました。
しかし、不思議なことに壊れた鉛の心臓だけはは、溶鉱炉にいれても溶けませんでした。
そして、鉛の心臓はゴミ捨て場に捨てられました。 そこには死んだツバメも横たわっていたのです。神様が天使に言いました『この町の中で最も貴いものを2つ持ってきなさい』
その天使は神様のところへ、鉛の心臓とツバメの遺骸を持っていきました。
神様は『よく選んできた』とおっしゃいました。『この小鳥は、天国の私の楽園で永遠に歌いさえずり、そしてこの幸福の王子は、私の黄金の都で永遠に私を讃えるであろう』参考文献《出典》The Happy Prince and Other Tales
作者:Oscar Wilde
高価な物を身につけていても、どれだけ裕福な暮らしをしていても、『本当に大切なもの』を手に入れることが出来なければ幸福とは言えません。
人々のために自らの命までも捧げた姿が、金箔や宝石で飾られた姿よりも美しいと感じました。
見た目だけで判断して王子様の像を撤去してしまう人間の悲しい一面が、より一層王子様とツバメの心の美しさを際立たせています。
王子様と人々をつなぐメッセンジャーとして働いたツバメもまた、恋をしていたものの『真実の愛』は知りませんでした。
でも、王子様と善行をする中で自分の心に芽生えた想いに気づき『愛のために生きる』ことを決めたのは、どこか『ナイチンゲール』を思わせます。
王子様は生きていた頃は『自分は外の世界を知らなかった』と言うように、自分の世界しか知りませんでした。
これはまるで『ナイチンゲールと薔薇』の『本の世界しか知らない少年』のようです。
しかし、王子様は像として生まれ変わってから自分以外の世界で、人々が悩み苦しみ貧しい生活の中で必死になって生きている姿を見て、自分の生前の行いの愚かさを痛感して涙を流します。
この物語は、一度バッドエンドに終わった物語の後に救済の物語が始まるところからスタートするのです。
バッドエンドで終わってしまった『ナイチンゲールと薔薇』との大きな違いです。
オスカー・ワイルドが『鳥』についての作品を2つ生み出したのは、『救済』や『幸せ』の形が『1つ』ではないということを伝えたかったのではないかと思います。
『幸福な王子様』の物語には、『サファイアの瞳』『スミレ』そして『心臓(ハート)』が登場します。
2nd mini ALBUM『HEART*IZ』Violeta ver. Sapphire ver.
全てがこの物語で繋がります。
王子様は言いました
“僕の心臓は鉛で出来ているが、
それでも泣かずにはいられない。”
その鉛の心臓はもっとも“尊いもの”として記されています。
“Where the HEART*IZ?”
それは目には見えない。
けれど確かに存在していて、
何よりも“尊いもの”です。
2つの物語が生み出した“心”**
私はこの2つの物語は2つで1つだと思っています。
『ナイチンゲールと薔薇』も『幸福な王子様』も自らを犠牲にしても貫き通した愛の物語です。
『幸福な王子様』の中で、オスカー・ワイルドは“ツバメ”と表記していたのに、最後の一文では“小鳥”という言葉でこう記しています。
『この小鳥は、天国の私の楽園で永遠に歌いさえずり、そしてこの幸福の王子は、私の黄金の都で永遠に私を讃えるであろう』
この“小鳥”には『ナイチンゲールと薔薇』のナイチンゲールも含まれていると感じています。
ナイチンゲールが永遠に歌いさえずっているのを想像したら、救われていると思えるからです。
物語は心が受け止めて心でどんな想いが芽生えるかが重要だと思います。
この2つの物語を知った今、あなたはどう感じたでしょうか?
物語が詰め込まれたMV考察はこちらから↓↓
**最後のヒント**
2019年3月31日、韓国でのカムバを明日に控えた時に新たなヒントがIZ*ONE公式Instagramに公開されました。
《引用元》@official_izone
カムバを明日に控えたタイミングで公開されたイラストが何を意味するのが読み解いていきます。
水中の泡の数はIZ*ONEメンバー12人と同じ12個です。
宝石箱の近くにはサファイアとスミレの花と、アイリスの考察から導きだしたプリズムを生み出すシャンデリアがあります。
そして、一番注目したいのは左上に描かれている『人魚』です。
アンデルセンで繋がる物語のテーマ**
考察してきてから『人魚姫』の要素を待ちに待っていました。
ほとんどの『人魚姫』の本では
『人魚姫が泡になって消えてしまいました』
この言葉で締めくくられていますが、
実は『アンデルセン』の『人魚姫』には続きがあります。
こちらをご覧ください。
結局は王子の愛を得られずに泡になってしまった人魚姫ですが、
彼女はそのまま消えてしまったわけではなく
『空の精霊』に生まれ変わったのです。
空にのぼり戸惑っている人魚姫に迎え入れた精霊が、
自分たちがどんな事をしているのか話します。
『私たち空の精霊は空気を操り、
爽やかな風を生み出し、花の香りを運び、空をかけ巡っています。
自分たちも人魚姫と同じように魂はないけれど、
『300年』勤め続けることで『魂を得る』ことが出来るのです。
その為にあなたはこの世界にこれたのですよ。』
生きていた時の記憶を無くした人魚姫は、
海の泡を悲しそうに見ている王子と花嫁を見つけ、
2人の額にそっとキスをして微笑みかけると、
他の精霊たちと共に“薔薇色の雲”の中へ飛び去りました。
そしてこう呟きました。
『300年経てば生まれ変われるのね』
空の精霊たちは人魚姫にこう答えます。
『魂を得られるまでの期間は、子どもに喜びを与えて、
愛されている子どもに微笑みかけると期間は1年短くなって、
悪い子を見て悲しみの涙が流させられると1日ずつ長くなるのです』
参考《出典》アンデルセン童話 作者:H.C.Andersen
『空』というキーワードが『アイリス』の考察に繋がりますね。
また『花』や『薔薇色の雲』など、花がコンセプトのIZ*ONEや、『La Vie en Rose』を思わせる言葉も出てきます。
そして、先にご紹介したアンデルセンの2つの物語。
『ナイチンゲールと薔薇』のナイチンゲールが、愛する人の為に『自ら心臓を貫いた』姿と、人魚姫が王子の命を守る為に『自ら心臓を貫いた』姿が重なりますね。
まさに自己犠牲による愛です。
そして、『幸福な王子様』の王子とツバメが『死後の世界』で天使によって神のもとにたどり着き救われました。
人魚姫も『死後の世界』を描く事で『悲しみや苦しみ』から救済への道が開かれています。
『ナイチンゲールと薔薇』
『幸福な王子様』
この2つの物語の要素を合わせたのが『人魚姫』の物語。
アンデルセンの3つのお話に共通するのは
『自分ではない誰かのことを誠実に想う、一途な愛』
**IZ*ONEのコンセプト**
HEART*IZのロゴにある花たちは、スミレと同じように春の訪れを感じさせる花たちですね。
《引用元》@official_izone
5枚の花弁で小さく可愛い花が特徴の『ワスレナグサ』のようです。ワスレナグサの花言葉は『真実の愛・私を忘れないで』ロゴに描かれている花からも『永遠に誰かのことを想う』というメッセージか伝わってきますね。楽曲考察はこちらから↓↓
花のスミレと宝石のサファイア**
HEART*IZには2つのバージョン『Violeta ver.』と『Sapphire ver.』があります。
今回この2つが選ばれた意味について考察していきます。
**Violeta(スミレ)**

『Violeta(スミレ』の花言葉は
美しい乙女のイアに太陽神アポロンが恋をしました婚約者を持つイアは
アポロンの求愛を拒否すれば
復讐されるに違いないと思い
婚約者への愛との板挟みにあったイアは
貞操の女神アルテミスに
「人の姿以外のものに変えてください」
とお願いしました
女神アルテミスは哀れにおもい
彼女をスミレの花に変えました
スミレの花が可憐なのは
イアの面影を残しているからだと
言われています参考文献《出典》ギリシャ神話 著:山室 静
活動期間が定められているIZ*ONEの姿を、永遠に残しておく曲にぴったりの花ですね。
**Sapphire(宝石)**

『Sapphire』の宝石言葉は
バラとスミレの繋がり**
『La vie en Rose』の“バラ”と『Vioreta』“スミレ”となるとこの詩が浮かびます。
Roses are red, Violets are blue
バラは赤い スミレは青い
Sugar is sweet, And so are you.
砂糖は甘い そしてあなたも マザーグース(Mother Goose)より
この詩は愛を伝える時に用いられます。
この詩を知った上で『La Vie en Rose』の歌詞をみると
“I'll make it red” 『赤』
“I don't wanna make it blue” 『青』
“この感じはキャンディよりもっと
私が感じる甘さのように” 『甘い』
愛を告げる“詩”の要素がしっかり入っていましたね。
IZ*ONEは『愛』を楽曲に込めて届けてくれるグループです。
**全てのヒントが導き出したメッセージ**
今までご紹介してきた花言葉やギリシャ神話、宝石言葉や伝説、そして3つの物語からは『HEART*IZ』に込められた想いが伝わってきました。
アルバムのコンセプトは
『誰かのことを一途に想う気持ち』
『誠実な愛』
どんな苦しいことや悲しい事があっても、この2nd mini ALBUM『HEARTIZ』はWIZONEの心に永遠に残ることになるでしょう。
このアルバムは、心から心へ
IZONEからWIZONEへの『誠実な愛』の詰まったアルバムです。
結果だけ見れば悲劇にしかみえないことでも、そこには目にはみえない大切なものがあるかもしれません。
IZONEの待ちに待ったカムバ、2nd mini ALBUM『HEARTIZ』は
『心』で受け取ってほしいアルバムです。
そこには永遠に残る『想い』が詰まっています。
↑↑【早期購入特典あり】IZ*ONE 2nd mini ALBUM HEART*IZ(ジャケットランダム)韓国ショップ限定(初回限定特典6点)¥3,580 Amazon.co.jp
*mint*
とても美しい答えにたどり着けて大満足だったのですが、OFFICIAL PHOTO Sapphire ver.で、考察していた通りサンキャッチャーやクリスタルから美しい光が反射しているのが特徴的な写真が公開されました✩︎⡱
イメージしていた通りのIZ*ONEのメンバーの姿で、とても嬉しかったです。
また、たった1つの『塗り絵』でここまで深く考察が出来て、それがどんどん繋がっていくのが面白いですね。
IZ*ONEを通して文学に触れて、素敵な作品やお話を紹介できて嬉しいです。
考察から導きだされた『誠意』や『愛』というテーマから、どんなアルバムになるのかと思っていたら、メンバーが“作詞”や“翻訳”をしてくれるなんて、これ程までに『誠意』と『愛』のこもったアルバムは他にないと思いました。
公式発表で『幸福な王子様』が出てきた時はとても嬉しかったですが、考察は当てることを目的としているのではなく、韓国でのカムバを待つ時間も充実して楽しんで欲しいという思いでしています。
こんなに丁寧に新曲発表をしてくれるグループなのです(。•ㅅ•。)♡︎
1つのミニアルバムでこれだけ楽しめるのは、IZ*ONEの魅力の1つです。
この記事を読んでくださりありがとうございました✩︎⡱
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