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**光が生み出すMVの世界観**

2019年4月1日に韓国でカムバしたIZ*ONE2nd mini ALBUM『HEART*IZ』のタイトル曲『Violeta』。

今回はかなり神秘的ファンタジーの世界にいるようなMVになっています。

『HEART*IZ』コンセプト考察の内容に結びつけながら考察していきたいと思います。

6ヶ月ぶり帰ってきた12更に磨きのかかった魅力あふれるMVです



《ウンビちゃん・チェヨンちゃん・チェウォンちゃん》

*夜にする人魚姫*

0:48このMVでウンビちゃんは水面に座っています。

1:43水面には波紋が広がり夜の海を思わせます。

2:21明りが照らす美しさと、恋煩いを想わせる一輪の

2:03水面を優しく触れている姿はまるで、人間になった人魚姫海を愛おしく想っている姿のようです

2:19後半になると、ミント色の不思議なに包まれていて、

2:41その後のカットで水の中に落ちてしまいます。

その時、水中にもこのミント色が広がっていきます。

自らが生み出した恋の炎に身を焦がした人魚姫戻っていく姿を連想できますね。

*人魚姫ツバメの空の世界**

0:34このMVでチェヨンちゃんは大空を想わせる空間にいます。

0:38】【1:38カーテンを感じさせ、ツバメを連想させる姿はまるで羽が生えているようです。

羽の生えていたは、空に虹の橋をかけながら神と人とのメッセンジャーの役割を果していました。

そして人魚姫となりへとのぼって空の妖精となりの香りを運び人々に心地よいをおくり、子どもたちに喜びを与え

微笑みかけながら空を巡っています

まさにこれらすべての象徴がチェヨンちゃんなのですね。

この後の考察でも、風や空気の中に存在していくメンバーです。

**三角中のクリスタルとプリズムの*

0:10冒頭のカットで一瞬だけステージの全体像が見えるカットがあります。

三角柱の形のステージの中でパステルカラーの衣装で踊っています。

0:26】【0:31『HEART*IZ』コンセプト考察ご紹介していた『プリズム()により生み出される『虹』についてご紹介しましたが、このステージの形をみると、メンバーが三角柱のクリスタルの中に集まる光のように想えます。

太陽の光プリズムをとおして虹色を生み出します

まさにIZ*ONEは、12人がそれぞれの色の光となって輝いているのです。

0:30そして、今回のMVでのキーパーソンであるチェウォンちゃんがこのプリズムを操っています。

チェウォンちゃんのメンバーカラーは公式で発表されたようにミントです。

そしてこのMVの中には、ミント色がいたるところに登場します。

赤いはずのミント色色がないはずの空気までもミント色になっているなど、自然界には存在しませんよね。

0:27色の判断というのは、目に入ってくる光を脳が認識しています

1:57つまり、チェウォンちゃんはプリズムを使いこの世界の色を自由に操っているのです。

《咲良ちゃん・ウォニョンちゃん》

 *の部屋の向こう*

0:42このMVで咲良ちゃんはの部屋にいます。

『La Vie en Rose』MVの考察でご紹介した『鏡に映ったバラ』のカットと、今回の鏡の部屋の構図が非常に良く似ています

『La Vie en Rose』MVでバラは咲良ちゃんの心情を表していました。

www.mint12.work

今回の『Violeta』MVでも、鏡の中の本物・真実を見つけ出そうとしているのだと思います。

この部屋の床には、ダイヤモンドに模したクリスタル水晶のような丸い球体、そしてシャンデリアがあります。

1:11鏡の前でクリスタルの中の何か探すようなカットの後に、すぐチェウォンちゃんの持っていたプリズム(三角柱のクリスタル)が映ります。

考察①で、このMVで光を操っているのはチェウォンちゃんだとお伝えした通り、

咲良ちゃんのいる鏡の部屋には『光(自ら光り輝ける存在』が存在せず、クリスタルの中を覗き込んでいるのは、シャンデリア(電球)のように人工的に生み出され『光』ではなく、未だかつて見たことのない『光を探しているのです。

1:17咲良ちゃんの左手の高価なブレスレットが強調されたカットが入ります。

その表情は悲しげで、いくら高価な物を手に入れて高価なものに囲まれていても心ひかれず、満たされないままなのです。 

2:06ほんの一瞬だけチェウォンちゃんと咲良ちゃんが重なるカットが入ります。

そして咲良ちゃんは歌の歌唱パートで側の鏡にむかって 

『あなたは私のVioleta』 

と歌います

0:22他のカットでも側の鏡切なそうに触れるカットなど鏡の向こう側を見ようとしているように見えます。

1:56チェウォンちゃんのいる空間には側に鏡が存在しています。

は光を全反射してしまうので、チェウォンが操っている12人のーが出すが咲良ちゃんのいる側の鏡の向こう側には届きません

咲良ちゃんが欲しているのは高価な宝石でも美しい物質でもなく、(自ら光り輝ける存在)なのです。

**お花畑に咲く可憐な*

 0:11このMVでウォニョンちゃんは優しい光が降り注ぐお花畑にいます。

 まさにVioleta(スミレ)そのものです。

 スミレの花言葉の『小さな幸せ』『愛』が浮かんできますね。

1:09純粋・無垢美しい存在太陽の光をあびて微笑む姿は、『HEART*IZ』のコンセプト考察でご紹介したスミレの伝説太陽神アポロンが恋に落ちたイアを連想させますね。

www.mint12.work

1:10に手をかざしている姿。そしてに運ばれてきた花びら。

空の妖精となった人魚姫は風により花の香りを届けます

スミレの花は香水に使われたり、『ニオイスミレ』と名付けられるほど香りの良い花です。

ギリシャ神話などに登場するスミレは、このニオイスミレだと考えられています。

ニオイスミレViora odorata

今回のタイトル英語『Violet』ではなく、語尾に『ta』がつくスペイン語Violetaになった理由は、もしかしたらスミレの中でもこの『Viora odorata(ニオイスミレ)』であることを示唆していたのかもしれませんね。

そして、『Violeta』の歌詞の中に

瞳を閉じても感じられる香り

美しく広がるあなたの香りで満たされる

 とあるように、MVの中で感じる花びらとともに花の香りも運んでいることがわかります。

**同じを見る**

2:15ミント色花びらが落ちてくるシーンが映ります。

2:16次の瞬間ミント色スパンコールに変わっています

2:17咲良ちゃんのいる鏡の部屋に美しいミント色スパンコールが降ってきますが、興味を示さず目を開けることもなく眠り続けています

2:21お花畑でウォニョンちゃんが眠っているシーンが映ります。

2:23落ちる宝石はウォニョンちゃんが深い眠りに落ちたことと、鏡の部屋に何かが訪れたことを表しています。

2:25鏡の部屋にウォニョンちゃんがいたお花畑が現れます。

眠っていた咲良ちゃんが空を見上げ花の香りに包まれています。

『Violeta』の歌詞の中に

ある瞬間私に静かに染み込んで

同じ夢を見るようになるはずだから

とあるように、ウォニョンが見ている咲良ちゃんが見ている繋がったことがわかりますね。

そして注目して欲しいのは、この時舞い落ちる花びら『桜の花びら』であることです。

ミント色花びらとは明らかに大きさも違います

ウォニョンちゃんが1:10で手を伸ばして触れようとしていたのは『桜の花びら』だったのです。

夢の中で『さくら』と名前を呼ばれて目を覚ましたのだとしたら、ウォニョンちゃんが手を伸ばした先に『桜の木』があったとしたら、とても素敵ですね。

*メッセンジャー*

人工的に作られた物質しかなかったの部屋に、突如現れた自然が生み出したお花畑

それを花の香りと共に桜の花びら届けた存在

メッセンジャーとしてでご紹介した、3つの存在の象徴であるチェヨンちゃんです。

『La Vie en Rose』MVでは、メンバーに情熱を与えていく存在だったチェヨンちゃんが、『Violeta』MVではメンバー同士の繋がりを生み出す存在になっています。

咲良ちゃんが求めていた『光』とは、自分が大切に想う相手であり、誰かから与えられるであり、自分の心の中にあるです。

咲良ちゃんの心の中を表すような鏡の部屋に、ウォニョンちゃんの『小さな幸せ』『愛』を届けられたのは、『La Vie en Rose』MVでも深い関係性が表現されていた、チェヨンちゃんであることが嬉しいですね。

センターのウォニョンちゃんが、咲良ちゃんのことを大切に思っている気持ちも込められているとしたら、咲良ちゃんが心を開いて2人で同じ夢をみているとしたら、とても素敵なMVだと思います。

《イェナちゃん・ユリちゃん》

白いの白い花* 

0:44ダンスシーンはコンセプト“塗り絵”に登場していた、テーブルの上に花瓶や宝石箱が置いてあった部屋のにあった、“ソファー”が置いてある『隣の部屋』の壁と同じ模様が入っています。

MVで実際のがついてみると、下半分は木目調の壁で、上半分は白塗りの壁になっています。

白く塗られていることがわかりますね。

そして、この部屋は重力を感じないような不思議な空間になっていて、“シャンデリア”がちょうど真ん中になるように浮いていたり地面においてあったりしています。

まるで時空歪んでいるアリスが穴に落ちていく時みたいですね。

0:48この部屋と同じ背景に白い木に白い花が咲いているカットが入ります。

イェナちゃんはこの白い木の花心配そうに見つめています

0:50イェナちゃんの洋服の柄がはっきりと見えて、大きな花柄であることを確認します。

0:56花びらの1枚を握りしめるカットが入ります。

0:58握っていたはずの花びらが、ミント色の花に変化します。

このカットをよく見ると花柄の服を着たメンバーの手だとわかります。

先ほど確認したイェナちゃんです。

イェナちゃんはこのMVで、春を届け花を咲かせる役割を持つのでしょう。

0:54次にユリちゃんのカットを見ると、一瞬だけ緑色の葉が見えます。

2:14座っているシーンでは、イェナちゃんのカットで登場した木の影がうつっています。

まるでユリちゃんの陰が木の形になっているように見える位置になっています。

このMVでユリちゃんは『色を失った白い木』の妖精の役割なのでしょう。

コップには色のついた水が入っていますが、自ら枯れることを、色を失うことを望んでいるかのように手をつけずに、木に咲いた花は色を持たない白い花になってしまっています。

そして、木の幹さえも色を失い白くなってしまっています。

この2人の関係を歌詞と照らし合わせてみていきます。

いつだってあなたを待つから

いつも私はそばにいるから

あなたに向かう光でもっと

ひたすらあなたの為の私だから

2:40この歌のフレーズと共にユリちゃんがミント色の水を飲みます。

2:48散っていた花びらが時間が巻き戻るかのように、重力に逆らって上に舞い上がっていきます。

2:51白い木にユリちゃんが飲んだミント色の水と同じ色の花が咲きます。

2:51花開いた瞬間、ほぼ同時にイェナちゃんがまるでその花を掴むかのようなカットが入ります。

やっと自分に心を開いてくれた瞬間を逃さないように、のばされた手を掴むように、ずっとそばで見守り続けたイェナちゃんが報われた瞬間なのかもしれません。

2:55イスに腰掛けて花が咲いていくのをじっと見守っています。

ひたすらあなたの為に咲いた花は、魔法のように美しい愛の花です

2人の女神の物語**

ギリシャ神話ではと美の女神のことを“アフロディーテ”と呼びます。

ローマ神話では日本でも聞き馴染みのある“ヴィーナス” と呼ばれていて、有名な絵画『ヴィーナス誕生(La Nascita di Venere)』では、海の泡から誕生する姿が描かれています。

この時、大地の神が同じようにと美の象徴として生み出したのが『バラの花』だと言われています。

『ヴィーナス誕生(La Nascita di Venere)』にも白いバラが描かれており、これが最初のバラの品種である“アルバ・ローズ”であり、現代では『アルバ・セミプレナ』が原型に近いバラとなります。

この花がイェナちゃんが手のひらで咲かせたミント色の花とよく似ています。

そして『ヴィーナス誕生(La Nascita di Venere)』には2人の女神が描かれています。

花柄のドレスを着た時間と季節の女神ホーラ“白いバラ”を運んできたの女神フローラです。

フローラは女神になる前はクロリス』という妖精でした。

今回のMVでは、花柄の服を着たイェナちゃん季節を巡らせる為に、春を届けにきた『時間と季節の女神ホーラで、枯れかけていた木の妖精のユリちゃんの心を開かせて、『時を操る力』を使って蘇らせた。

そして、妖精だったユリちゃんが『の女神フローラ』になったという美しい物語になりますね。

MVの花ポピーツバキのようにも見えますが、現代『アルバ・ローズ』はもう存在していないので、形状を似せているとしたら『愛が誕生する物語』と結びつき、イェナちゃんとユリちゃんの素敵な物語が生まれそうです。

 【iPhoneの設定】

ミント色の花と色の魔法**

チェウォンちゃんが、MVの世界の色を操っているとご紹介しましたが、このイェナちゃんとユリちゃんのカットで登場する『ミント色の花びら』『ミント色の飲み物』『色を反転』させてみると、『淡いピンク色』になります。

iPhoneの方は、設定一般アクシビリティディスプレイ調整色を反転(クラシック)で見ることができます】

f:id:mint12one:20190411093601p:image

《引用元》IZ*ONE (아이즈원) - 비올레타 (Violeta) MV

『色を反転』させて見ると、『燃えていた花』火がい色になり、茎の部分がちゃんと『黄緑色』通常の色になります。

このMVでは本来赤いものミント色になっていたということになります。

ユリちゃんのシーンで舞っている花びら咲いた花『淡いピンク色』の花であることがわかります。

コンセプト考察でご紹介した『ナイチンゲールと薔薇』や、ギリシャ神話を含む多くの物語では、白い薔薇が愛によって生まれた赤い血によって赤い薔薇になります。

また、バラ『沈黙』も表すことから、ユリちゃんがイェナちゃんの呼びかけに応えず沈黙している状態を表す為の『白い木の白いバラ』だったと考えられます。

そして、愛の力によって白かったバラが薄いピンク色に色づきスミレの花言葉にある『真実の愛』を示す赤いバラへと変わっていくのかもしれません。

色彩とメンバーの繋がり**

 『Violeta』がタイトル曲なのに『HEART*IZ』のロゴミント色なのは、色を反転すると『スミレの濃い紫色になる』という繋がりから、紫色を最も美しく際立たせることが出来る色ミント色であったということになりますね。

実はこの関係性は、メンバーカラーミント色チェウォンちゃんと、紫色(パープル)メンバーカラーウンビちゃんの関係性にも当てはまっていて、お互いがお互いの魅力を引き出せる関係性なのです。

同じ事務所ウリムの練習生だった頃から、IZ*ONEになってもメンバーカラーでも支えあっている関係って素敵ですね。

同じように、MVの中ブルーミント色薄いピンク色になるのは、チェヨンちゃんのメンバーカラーブルーミント色と、咲良ちゃんのメンバーカラー薄いピンク色と重なるのも、よく出来た構成になっているなと関心しております。

『色を反転』させて見るとウォニョンちゃんが居た花畑ミント色になります。

まさにスミレ色の花畑ということですね。

チェヨンちゃんのカットのミント色の霧は、『人魚姫』に出てきた『薔薇色の雲』になり物語との繋がりが見えてきます。

色彩を使ったマジックによって、幻想的神秘的な世界が作り出されているMVです。

メンバーの繋がりがしっかり表現されているのも、メンバーのことをよく知っているWIZ*ONEにしかわからない秘密のメッセージかもしれませんね。


《ユジンちゃん・奈子ちゃん・仁美ちゃん》

の葛藤とに届く光* 

1:52】【2:18このMVでユジンちゃんは『それぞれのメンバーの心の葛藤』をダンスで表現しています。

ウンビちゃんの考察でご紹介した『人魚姫』は陸に上がるために『足』を手に入れました。

2:01】【2:48水面で激しくを蹴り上げるダンス『陸に上がった人魚姫の心の葛藤』を表すようです。

2:41水面に花が落ちていくシーンを『色を反転』してみると、水の中に広がったミント色真っ赤に変わりなんとも衝撃的なシーンに変わります。

王子様の命を奪うことが出来ずに、海に飛び込んで命が燃え尽きてしまった人魚姫の、燃えるような“恋”を表すかのようです。

2:35そして、イェナちゃんとユリちゃんの物語においての心の葛藤を表すかのように、ユジンちゃんのダンスシーンが入っています。

このユジンちゃんのカットを『色を反転』してみると、背景のミント色真っ赤になり、激しい心の葛藤を表しているかのように見えます。

2:46そして、物語に希望の光が差し込んできたように、前半では逆光シルエットしか見えなかったユジンちゃんの姿が見えるようになります。

ユジンちゃんはMVの中で、心の葛藤心に差し込む希望の光を見事に表現しています。

アンデルセンとスミレ*

HEART*IZのコンセプト考察でご紹介した『ナイチンゲールと薔薇』『幸福な王子様』『人魚姫』は全てアンデルセンの物語です。

そして、最後にご紹介したかったのが『アンデルセンの詩集』にある『三月スミレ(ニオイスミレ)』です。

シューマン・ロベルト5つのリート40 第1曲『三月スミレ(ニオイスミレ)』では、恋に落ちる瞬間を表現しています。

空は丸く 澄み切って真っ青だ

霜が花となって姿を見せている

窓がきらきら光る花びらで飾られているのだ

ひとりの若者がその前に立ち 中を覗き込む

霜の花の向こうに、なおも咲いている

青い、微笑むふたつの瞳

三月スミレだ、それはだれもまだ見たことのないような

霜は、息を吹きかければ融けてゆくだろう

氷の花は融け始めた

神様、この若者に恵みを授けたまえ

《引用元》シューマン,ロベルト Märzveilchen

0:31こうしてみると、窓際カーテンから差し込む光の影花の模様になっていて、目元にはスミレの絵が描かれています。

0:34なこちゃんはカーテンが風にゆれる窓際にいて、花柄のカーテン向こう側にいます。

0:58カーテンの花の模様となこちゃんの重なるカットが一瞬入ります。

『三月スミレ(ニオイスミレ)』情景と重なりますね。

2:59一瞬だけ映るのは、なこちゃんの大きな2つの瞳

一瞬にも関わらずその存在感とまなざしは目に焼き付き印象に強く残ります。

 1:07同じく、仁美ちゃんの最初のカットでは背景は綺麗な空の色の水色で、氷の結晶煌めいているようにも見えます。

あなたに似ている空に

隠してきた気持ちを

待っていた瞬間を

いつも見つめてきた空に込めて

『Violeta』のこの部分の歌詞と、『三月スミレ(ニオイスミレ)』の最初の三行に込められた情景が、仁美ちゃんのカットに込められているように感じます。 

1:38次のカットでは背景はスミレ色の紫に変わっていて、シャンデリアがキラキラと輝き、こちらに微笑みかけています。

1:41仁美ちゃんはシャンデリアやクリスタルの中に、咲良ちゃんと同じ『光』を見いだしています。

2:03そして、自分自身もその光を放つ光り輝ける存在であることを反射する光が伝えています。

 歌詞には『あなたは私のVIOLETA(スミレ)とありますが、これは『あなたは私の愛する人という意味であり、なこちゃんとひーちゃんは、一瞬で恋に落ちてしまう眼差しを持った『スミレ(愛する人)なのです。

物語の中の*

アンデルセンの物語の恋は魂が燃えるような恋です。

“恋”とは砂糖菓子のように甘いものではなく、時には痛みを伴い悲しみ苦しみを与えます。

しかし、それと同時に喜びかけがえのない幸福を与えるのもまた“恋”なのです。

MVの中に表現されている物語には、どれも最後に『希望の光』が差し込みます。

あなたは私の世界

あなたは私の光

私の心 “VIOLETA”

『Violeta』はこのフレーズで曲が終わります。

MVの中でメンバーは『自ら輝ける光』だとご紹介しましたが、まさにこのMVは、『この曲を聴く“あなた”の希望の光になりたい』『あなたの為にただひたすらに咲くスミレ(愛する人)でありたい』というメッセージが込められています。

この曲が、時代を超えて愛されるアンデルセンの物語のように、いつまでも愛される曲になることを願っています。

アンデルセンの物語からは『心』に芽生えるあらゆる感情が伝わってきて、それが時代をこえて人々の『心』を惹き付けるのでしょう

IZ*ONEの魅力は見た目やパフォーマンスだけではないと思っているので、いろんな物語を通して彼女たちの“輝きの理由”を知って欲しいと思います。

MVに一瞬しか映っていなかったとしても、その輝きからは目が離せません♪

12人が一人一人違う色で輝き、12人が一つになる時に一番輝くのがIZ*ONEです✩︎⡱

《ミンジュちゃん・カンへォンちゃん》

白いとプリズム* 

1:26ミンジュちゃんは『Violeta』ラップパートで

神秘的なあなたの色彩を詰め込んで

あなたを照らしてあげる

私の姿に似ている

誰よりも輝けるように

あなたと私、一緒に可能にしていく

というフレーズを歌っています。

神秘的な色彩を詰め込むとは、MVに登場してきた様々な物語の放つ

の三原色と言われるは組み合わせにより無限の色彩を生み出すことが出来ます。

太陽が生み出す七色の虹コンセプト考察①でご紹介した『アイリスの花』の伝説のに結びつきます。

ミンジュちゃんはMVの中で、考察①でご紹介したチェヨンちゃんと同じくメッセンジャーの役割を持ち、虹の架け橋のようにメンバーに光を届ける役割を果たしています。

0:51しかし、で見ると『無彩色』です。

MVで登場する上半分だけ白く塗られた壁や、白い木に咲いた白い花は、光の集合体であるであると同時に『無彩色』でもあります。

2:39】【2:59ミンジュちゃんの切なげなカットは、自分には他のメンバーと違って彩(いろどり)がなく、魅力がないと思っている自信のなさが表現されています。

しかし、『HEART*IZ』でミンジュちゃんは作詞に挑戦して、ギターの弾き語りもして、ラップパートも担当しています。

『白い色』メンバーカラーに持つミンジュちゃんには、虹色の光の集合体であるように様々な魅力が詰まっているのです。

3:08それを教えてくれる存在が、考察①でご紹介したMVの世界の色を操るチェウォンちゃんです。

チェウォンちゃんは白い光をプリズムを使って操ることで、『白い色』のもつ光がこんなにも美しい色彩を生み出すことを教えてくれています。

0:27チェウォンちゃんの歌のパートに

私を見るあなたの眼差しと

私を照らす色彩が

全てを止めるように

あなたをもっと輝かせる

というフレーズがあります。

チェウォンちゃんのプリズムを通してミンジュちゃんの白い光を見た時、その色彩の美しさに時間が止まる

チェウォンちゃんは『ミント色』を使ってMVに色彩の魔法をかけて、それぞれのメンバーの魅力を引き出しています。

3:11ミンジュちゃんは力強い眼差しに変わり、見る人の時間を止めてしまうほどの美しさを放っています。

閉ざされた部屋に差し込む*

1:18カンヘウォンちゃんはラップパートで

あなたは私を信じてくれない

早く私にもっと

あなたの心を開いてくれない

と歌っています。

1:19このMVでカンヘウォン ちゃんは『イス(ソファ)のある個室』にいます。

『La Vie en Rose』のMVの中での『空席のイス』“ランクインメンバーの座るイス”を表していました。

2:04そこに座っているのにどこか切ない印象を与えます。

心を開いてくれず閉鎖された空間に、カンヘウォンちゃんはいるのでしょう。

ここにいていいのかという不安と、自ら壁を作ってしまった空間

1:21】【2:53そこに差し込む光と、美しい影

があるからが生まれるように、光と影のコントラストが美しく、また影の色スミレ色紫色で表現されています。

このMVでは影さえも美しく表現してあります。

1:25もしも、心に暗い感情を抱いている人がいたとして、ただただ明るく声をかけて笑いかけても、きっとそれは眩しいだけで、より一層自分の影が濃くなってしまう気がします。

2:19ですが、そっと影のように寄り添って、自分と同じ目線で声をかけてくれたら、目を細めずにその眼差しを受け止めることができるかもしれません。

明るく笑顔なだけがアイドルではなく、同じ目線同じ感性で、等身大の姿ファンと寄り添いたいというメッセージを、カンヘウォンちゃんのカットでは伝えているように感じます。

カンヘウォンちゃんはこのMVで、IZ*ONEのメンバー『救いたい人』を表現しています。

それと共に、カンヘウォンちゃんは『救いたい人』と同じ目線で、同じ世界に居てくれる存在であることを示しています。 

そして、ミンジュちゃんはカンヘウォンの閉鎖された部屋の入り口を探すように廊下を歩いています。

あの遠くに消えたその光に従い私は

あなたにもっと近づいていく

あるがままに

今感じるそのままに

私にあなたを見せて

2:53 あなたと一緒に輝きたいという思いと、心に正直にありのままの姿を受け止めるよという“優しい想い”が届き、光の差し込む方へ歩みだします

『Violeta』の歌詞にはあなたがいればどんなことだって乗り越えていけるというメッセージが込められています。


*IZ*ONEからのメッセージ**

空に輝く太陽の光

とともに感じる花の香り

どこまでも届く光と風が運ぶメッセージ

あなたがどこにいても

   IZ*ONEが光や風のように

  いつでもあなたのそばにいる

IZ*ONE『Violeta』のMVは

WIZ*ONEに寄り添い

背中を押してくれるようなMVです。

*mint*

12人のメンバー11人を考察してきましたが、『La Vie en Rose』のMVよりもいろんなストーリーが見えてきました✩︎⡱

3分程度の限られた時間の中で、0.1秒も無駄なカットは存在しません。

それぞれのカットに意味があって、それを表現するのがメンバーの表情だったり動きであったり、世界観というのはそこにある全てのものが生み出し、が受け取るものです。

Violeta』のMVからどんな世界が見えてくるのか是非みてみてください。

あなたの心に美しい世界が広がりますように˚·° ✼︎

話は先になりますが『鏡の国のアリス』『不思議の国のアリス』『子供部屋のアリス』の要素が取り入れられる作品が、いつかIZ*ONEから生まれるのではないかと期待が高まるMVなので、少しだけ『アリス』の要素を紹介に加えてみました。

今後のIZ*ONEの活動を予想しながら『Violeta』のMVを見て見るのも面白いですよ✩︎⡱

是非この考察を読んだ上で『Violeta』のMVを見て頂けたらと思います。

ご紹介したカットを見つけられるか挑戦してみてください

この記事を読んでくださりありがとうございました♡

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